卒業に着る袴の他にも女性が着る袴の種類が
いくつかあるので紹介したいと思います。
女袴(おんなばかま)
画像提供:ピュア サンタ
卒業式でお馴染みのスカート状の袴です。
行灯袴(あんどんばかま)ともいわれています。
最近では、腰板付きの女袴もあるようです。
この袴を考案したのは諸説ありますが、教育家として
知られる下田 歌子(しもだ うたこ)といわれています。
巫女袴・差袴(さしこ)
神社でお馴染みの巫女さんが履いている袴です。
女バカ的の違いは腰の部分に白い糸の「上指糸」の
飾りがあるのが特徴です。
捻襠切袴(ねじまちのきりばかま)・捻襠袴
女性神職が着る袴で巫女袴と違い股がある「馬乗袴」です。
捻襠切袴では上から下まである袴の襞(ひだ)が上にしかない
タイプの袴です。
切袴
袿袴装束(けいこしょうぞく)で着る袴です。
袿袴装束の袿(うちき、うちぎ)は公家装束の着物と袴を
着ることです。十二単のように裾を引きずる長袴ではなく
外出用の裾の短い袴です。
参照サイト
女子袴普及部